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アライドテレシス、デバイス管理を仮想化環境上で提供する「AMF Cloud」アプライアンス

2016年5月31日(火)IT Leaders編集部

アライドテレシスは2016年5月30日、バーチャルAMF(Allied Telesis Management Framework)アプライアンス「AMF Cloud」を、2016年6月6日にリリースすると発表した。IoT(Internet of Things:モノのインターネット)デバイスを含めた様々なデバイスの運用、管理を効率的に行える。

 アライドテレシスの「AMF Cloud」は、VM(Virtual Machine:仮想マシン)対応のデバイス管理ソフトウェアだ。ネットワーク上のデバイスをスイッチやルーター上から管理するマスター機能を、仮想化環境上で提供する。VMware vSphere ESXi 6.0(Hypervisor)、Citrix XenServer 6.5に対応している。

 ネットワーク構成の自動構築や自動復旧、一斉変更などが可能で、ネットワークの運用・管理コストの削減と利便性の向上を図れる。従来のAMFとは異なり、専用ハードウェアは不要で、仮想マシン上でAMFコントローラーまたはAMFマスター機能を動作させられる。仮想マシン上のゲストOSの1つとして利用できるため、ネットワーク構成を変更せずにAMFネットワークの規模拡張が可能だ。

 1つのAMFコントローラーで最大60台までのAMFマスターを、1つのAMFマスターでは最大120台までのAMFメンバーを管理可能となっている。両者を組み合わせた1つのAMFネットワークでは、最大7200台のAMFメンバーを統合管理できる。

 AMFコントローラーライセンスとAMFマスター基本パッケージがあり、それぞれに使用期限が1年間と6年間の製品を用意している。AMFマスター基本パッケージでは追加ライセンスも提供する。

 AMF Cloudの価格は、AMFコントローラーが1年間で210万円(税別、以下同様)、6年間で630万円、AMFマスター基本パッケージが1年間で220万円、6年間で660万円など。

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