[新製品・サービス]

日本ラッド、運輸業界向けにIoT基盤とアルコールチェッカーを活用した製品を提供

2016年6月8日(水)IT Leaders編集部

日本ラッドは2016年6月7日、運輸業界を対象に、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)基盤とアルコールチェッカーを活用した業務クラウドサービス「Smart Vehicle Cloud ~IT点呼~」の受付を開始した。サービス開始は2016年8月を予定している。

 「Smart Vehicle Cloud ~IT点呼~」は、日本ラッドのクラウドサービスに、伊2045TECHのアルコールチェッカー「FLOOME(フルーミィ)」を組み合わせた、IT点呼システムのクラウドサービスである。スマートフォンアプリケーションを使用して、遠隔地でのアルコールチェックや健康状態の確認、ヒアリングを実施できる。免許証スキャン機能や映像による確認機能も備えており、拠点で行う運行前点呼と同等の点呼の実施を可能にする。

 クラウドサービス上でのデータ管理にも対応しており、システム開発コストをかけずに、低コストで効率的な点呼情報マネージメント環境を導入できる。クラウドシステムに加え、アルコールチェッカーの保守プログラムや現地デリバリサービスなども合わせて提供する。

 FLOOMEはAndroid上で動作し、低価格でモバイルに対応できるほか、電池持ちが良く、3000回の測定が可能で長期間利用できる。メンテナス性が高い独自フィルターを使用していて、約500回まで部品交換が不要だ。

 本製品の参考価格は、初期費用が1拠点当り10万円(税別、以下同様)。アルコールチェッカーは別途購入が必要で1台2万円程度になる。月額費用は、1拠点当りの基本料金月額5000円と、端末の台数による従量課金となる。

 同社のIoT(Internet of Things:モノのインターネット)新戦略である「ラッド流IoTインテグレーション」のプロダクトサイド製品化第1弾として提供する。直販および販売パートナー経由で販売し、初年度1000台程度の販売を目標にする。

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