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富士通SSL、蘭Elasticの分散型検索・リアルタイム分析エンジン導入を支援

2016年10月7日(金)IT Leaders編集部

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2016年10月6日、蘭ElasticのOSS(Open Source Software)の分散型検索・リアルタイム分析エンジン「Elasticsearch」の導入から運用サポートまで、OSSの専門家が一貫して支援する「Elasticsearch導入サービス」を発売した。

 富士通SSLは、すでに提供中である「OSS(Open Source Software)導入ソリューション」のサービスの1つとして、「Elasticsearch導入サービス」を追加した。同サービスでは、「Elasticsearch」を含むパッケージ「Elasticスタック」と拡張プラグイン群「X-Pack」を活用し、データの可視化やセキュリティ、アラートなどの拡張機能も提供する。

 導入支援では、富士通SSLのOSSの専門家が、ユーザーの希望や要件にあわせて、検索や分析方法の検討段階から導入、運用サポートまで一貫して支援する。導入効果を判断したうえで導入できるよう、導入効果の評価支援としてPoC(Proof of Concept:概念実証)支援も実施する。

 サポートについては、富士通SSLがElasticと密に連携し、専門性が高く、きめ細かなサポートを提供する。ユーザーの要件や予算にあわせて作成したSLA(Service Level Agreement:サービス品質保証)に基づき、適切なサポートサービスを提供する。

 Elasticsearch導入サービスの価格は、個別見積になる。富士通SSLは、2年間で2億円の販売を目標にする。

 Elasticsearchでは、文書を高速に検索できることに加え、コンピューターやネットワーク機器などが出力するさまざまなデータを収集することで、リアルタイムに分析や解析を行うことも可能だ。スケーラビリティに優れているため、必要最低限のサーバー台数から運用を開始できる。データ量の増加にともない処理能力が不足した際には、サーバーを追加することで、処理を分散し性能を保てる。

 Elasticスタックは、Elasticsearch、ログ収集・転送ツール「Logstash」、データ可視化ツール「Kibana」、軽量のデータシッパー「Beats」をパッケージ化したものである。Kibanaを利用して、コンピューターリソースやセキュリティ関連など様々な情報を可視化できる。

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