[新製品・サービス]

マクニカネットワークス、大規模な仮想化環境のトラフィックを可視化する仮想TAP製品を提供

2016年10月26日(水)IT Leaders編集部

マクニカネットワークスは2016年10月25日、VMware NSX環境でのトラフィックを可視化する、米Gigamon製のvTAP(仮想TAP)製品「GigaVUE-VM on VMware NSX」の提供を開始した。仮想化環境のトラフィックのセキュリティと、品質保証やトラブルシュートの課題を迅速かつ容易に解決できるように支援する。

 「GigaVUE-VM on VMware NSX」は、ネットワーク仮想化の基盤ソフトウェア「VMware NSX」環境上での動作、NSXを管理するための「NSX Manager」と連携した動作に対応できる。

 従来の「GigaVUE-VM」は仮想化されたサーバー内部のトラフィックをミラーリングし、物理環境の監視デバイスによる監視を可能にする。

 新製品では、NSXに対応したことで、NSX Managerと連携し、より大規模な仮想化環境のトラフィックの可視化を可能にする。データセンター全体の仮想化を検討するユーザーは、運用上の課題の迅速かつ容易な解決を図れるようになる。提供形態として、アプライアンスおよびソフトウェアを用意している。

 GigaVUE-VMは、昨年にOpenStackおよびKVMへ対応した。今後はAWS(Amazon Web Services)を始めとしたパブリッククラウドへの対応も予定しているという。

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