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NTTPC、ネットワークサービス「Master’sONE」にSD-WAN技術を適用

2017年1月19日(木)IT Leaders編集部

NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2017年1月17日、ネットワークサービス「Master’sONE」で、SD-WAN(Software-Defined Wide Area Network)技術を活用した、クラウド型ネットワークサービスの提供を開始した。

 NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は、ネットワークサービス「Master’sONE」で、SD-WAN(Software-Defined Wide Area Network)技術を活用した、クラウド型ネットワークサービスの提供を開始した。クラウド型ネットワークサービスは、ネットワーク構成と各ネットワーク機能をソフトウェアにより柔軟かつ即時に変更できるSD-WAN(Software-Defined Wide Area Network)機能を提供する。

 拠点の新設・変更のスピードを向上できる。自動プロビジョニングによる拠点ルーターの自動設定に加え、クラウドからの一元管理によるポリシーおよびコンフィグ設定の即時変更が可能だ。

 品質マネジメントおよびスケーラビリティについては、アプリケーションレベルでの通信を可視化できるほか、パブリッククラウド向けトラフィックのオフロードと重要トラフィックに適用する帯域の確保が可能だ。同一ネットワーク内でフルメッシュ構成やハブ&スポーク構成を適切に選択できる。

 セキュリティについては、論理セグメンテーションの設定によるネットワークレイヤーでのアクセスコントロール、セキュリティ機能の即時利用やポリシーの即時変更が可能だ。

 ユーザーがコントロールパネルからネットワークを運用管理できるセルフマネジメントサービスを提供する。同サービスでは、ユーザー自身がネットワーク状態をモニタリングし、ネットワーク帯域の変更やルーティングの変更など、きめ細かなコントロールを自由に設定できる。API(Application Program Interface)も提供するので、各種システムと連携した高度なマネジメントも可能になる。

 アクセス回線等の物理回線に依存しないオーバーレイネットワークサービスであるため、既存のインターネット接続サービスやIP-VPNサービスなどを活用したハイブリッドネットワークを構成できる。4G/LTEなどのモバイル回線を利用すれば、ネットワーク拠点新設時におけるアクセス回線準備までのリードタイムの短縮やモバイルバックアップの活用なども可能になる。

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