マクニカは2017年1月18日、一貫したIoT(Internet of Things)サービスを提供する「Mpression IoTソリューション」に、IoTデータ分析およびIoTインフラ・インテグレーションサービスを追加し、提供を開始した。
発表したIoT(Internet of Things)データ分析およびIoTインフラ・インテグレーションサービスは、基幹システムや営業系システム、工場にある機器のデータなどを統合・蓄積し、経営資源として活用するためのサービスである。IoTデータ分析を支援する「データ分析支援サービス」とIoTインフラ・インテグレーションサービスの「データ分析プラットフォーム構築サービス」を提供する。
データ分析支援サービスは、データ分析の目的を決めてデータを収集し、分析した結果を見える化することを支援する。
具体的には、ヒアリングによる要件確認とデータ活用目的の明確化を行い、評価データと項目を選定する。評価サンプルを取得して、サンプルデータの評価と視覚化を実施する。そして、データ活用に向けたデータ項目と視覚化方式を確定する。
データ分析プラットフォーム構築サービスでは、データを収集・蓄積・統合・分析するためのシステム構築を支援する。IoTシステムから収集した膨大なデータと、既存システムから出力したデータを使えるデータにするために、データの統合を簡易化するための基盤を導入する。
データ分析支援サービスでユーザーの目的に沿ったデータ分析を可能にしたうえで、個別の要望に合わせ各レイヤー向けに適切な製品や柔軟性の高いデータ統合基盤の導入を提案する。
Mpression IoTソリューションは、IoTシステムの構築からデータ分析に至る包括的なIoTサービスを提供するため、マクニカグループ各社のハードウェア・ネットワーク・セキュリティのノウハウを提供する。