エネルギーマネジメントおよびオートメーションを提供するシュナイダーエレクトリックは2017年3月13日、データセンター構築の設計からプロジェクト実行までを包括的に支援する「データセンター・リージョナルアプリケーションセンター・インターナショナル」の日本向け組織「DC RAC Japan」の設立を発表した。2017年4月1日付けで設立する。
「DC RAC Japan」は、プリセールスから提案、案件獲得、プロジェクト遂行の各段階を通じてシュナイダーエレクトリックのテクノロジー・製品・サービスを活用し、データセンター構築における課題を解決する専門組織である。
データセンター構築におけるプロジェクト要件とデータセンターの基準を同時に満たす設計を提供する。潜在的なリスクや利益率の低下を防止するためのコンサルテーションも用意している。
同組織は、シュナイダーエレクトリックが世界で展開する「データセンター・リージョナルアプリケーションセンター」の、アジアパシフィック地域での一翼を担う。
より多様性のあるITインフラやビジネスモデルへ移行するとともに、運用やエネルギーなどの様々な面でコストの削減や最適化、効率性・接続性・信頼性を向上させるデータセンター向けのサービスへの需要が高まっているとし、これらの変化に迅速に対応するために設立を決定したという。
同社は今後、各地域のセンターと連携し、最新のトレンドや知見を集約するとしている。