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NEC、業務システム基盤構築ソフトでAPIを活用したアプリケーション開発に対応

2017年4月18日(火)IT Leaders編集部

NECは2017年4月17日、業務システム基盤構築ソフトウェア「SystemDirector Enterprise」で、API(Application Programming Interface)を活用した業務アプリケーション開発などに対応したと発表した。

 「SystemDirector Enterprise 」の新版「V9.4」は、APIを活用してFinTech関連などの業務アプリケーション開発を容易にする機能や、マルチデバイスに対応可能なSPA(Single Page Application:ブラウザー上で変更のあった部分のみを画面に反映する技術)の開発を効率化する機能を提供する。

 Open API Specificationに準拠したJSON(JavaScript Object Notation)形式のAPI仕様をリアルタイム開発デザイナーにインポートし、画面テンプレートを自動生成する機能や、API仕様と画面の詳細な関係をグラフィカルに設計する機能、APIを活用した業務アプリケーションを自動生成する機能を用意する。

 SPAの開発効率化については、HTML5をベースとしたSPAで、画面遷移や画面レイアウトをグラフィカルに設計する機能、設計データから機能設計書を自動生成する機能、SPAを自動生成する機能を提供する。

 また、IT資産可視化ツールの新版「SystemDirector Enterprise Asset Innovation Suite V2.0」では、新たにIDL II(Integrated Data-oriented Language II)プログラムをサポート対象として追加する。COBOLやCOBOL/Sに加え、より多くの業務アプリケーションの棚卸・可視化・診断が可能になる。

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