日立製作所は2017年4月26日、 SAP HANA Enterprise Cloud パートナーシップ契約を締結した。日立は、プライベートクラウド製品「SAP HANA Enterprise Cloud」の導入・利用支援サービスを、独SAPを通じて提供していく。
日立と同社のグループ会社でSAPの認定を受けたクラウドサービス事業者である仏オキシア(oXya)は、SAPを通じて「SAP HANA Enterprise Cloud」(図1)の導入・利用を支援するサポートサービスを提供する。
図1:マネージド型クラウド基盤「SAP HANA Enterprise Cloud」の構成図(出典:独SAP)拡大画像表示
オキシアは、SAPソフトウェアの利用企業にSAP HANAやSAP S/4HANAへの迅速かつスムーズな移行を支援するSAPマネージドサービスを、グローバルで提供している。
具体的には、担当チームを顧客拠点の近くに配置し、日立のストレージ製品を組み合わせた統合基盤をベースに、日立とオキシアのデリバリーモデルを活用したサービスを提供する。
今後、日立は日本国内を担当し、オキシアはまず米国、カナダ、フランスでSAPを通じたサービスの提供を開始する。両社は、順次対象地域を拡大していくとしている。
日立製作所 / SAP / oXya / プライベートクラウド / 協業・提携 / HANA Enterprise Cloud / HANA
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