米A10ネットワークス(A10 Networks)の日本法人は2016年6月6日、PFS/ATS対応のSSL暗号処理を高速化する第3世代SSL/TLS専用ハードウェアを搭載した、次世代ADC(Application Delivery Controller)製品「Thunder ADC」シリーズの最新モデルの日本での提供を、順次開始した。
「Thunder ADC(Application Delivery Controller)」シリーズの最新モデルは、PFS/ATS暗号スイートの処理を高速化する。旧モデルと比較して約10倍(A10発表)の処理性能を備えている。
第3世代のSSL/TLS専用ハードウェア搭載の最新モデルは、SSL可視化製品「Thunder SSLi(SSL Insight)」および、ファイアウォールクラウドプロキシー製品「Thunder CFW(Convergent Firewall)」シリーズでも提供する。
Thunder ADCの最新モデルが提供するアプリケーション配信とサーバーロードバランシング機能は、SSL/TLS処理をWebサーバーからオフロードし、アプリケーション配信速度を高速化する。Thunder SSLiの最新モデルは、40Gbps以上の暗号化されたトラフィックを可視化し、他社のセキュリティ製品と連携することで、SSL通信を悪用する攻撃に対応可能にする。
価格は、すべての製品でオープン価格になる。