富士ゼロックスは2017年7月10日、「技術伝承ソリューション エンタープライズサーチ連携」の提供を開始した。ベテラン技術者の知見やノウハウを体系化することで次代への伝承をサポートするサービス「技術伝承ソリューション」と、住友電工情報システムの製品で、様々な部門のサーバーに分散管理されている技術情報を横断的に検索できるエンタープライズサーチ製品「QuickSolution」を組み合わせて提供する。
ベースとなっている「技術伝承ソリューション」は、技術情報の管理システムである。ベテラン技術者の暗黙知を引き出して体系化する方法論とともに提供する。今回、「技術伝承ソリューション」の強化策として、社内に分散している複数のファイルサーバー内の情報を一括検索できる検索ソフト製品を組み合わせた。狙いは、設計・製造にまたがって技術情報を共有できるようにすることである。
技術伝承ソリューションは、文書管理ソフトの「ArcSuite Engineering」を中核とする。これにより、様々な形式の技術文書を一元管理し、共有して活用できる。一方、「QuickSolution」は検索ソフトであり、複数のサーバーをまたがって、自然文検索、シソーラス連携、Know-Who検索などができる。両製品を連携させることで、技術者の思考を妨げずに、必要な情報のタイムリーな提供が可能になるとしている。
価格(税別、以下同じ)は、ArcSuite Engineering 3.0B Standardが300万円。QuickSolutionスタンダード(データ件数が200万件までのモデル)が250万円。設計・構築支援サービスが別途見積もり。なお、ArcSuite Engineering 3.0B Standardを利用する際には、要望によっては、オプションソフトやクライアントアクセスライセンスの追加が必要になる。販売目標は5年間で70契約。
技術伝承ソリューション エンタープライズサーチ連携の概要(出所:富士ゼロックス)拡大画像表示
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