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[新製品・サービス]

CTC、AI開発基盤を提供しAI開発を総合的にサポート

2017年7月11日(火)IT Leaders編集部

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2017年7月10日、機械学習/Deep Learning(深層学習)用のフレームワーク製品「ReNom」の販売を開始した。設計サービスや導入サービスなどと併せてSIサービスとして提供する。これにより、AI(人工知能)システムの開発を総合的に支援する。ReNomの開発会社はグリッド。

 フレームワーク製品のReNomは、Deep Learning(深層学習)や最適化アルゴリズム、生成モデルをはじめ、様々なアルゴリズムをライブラリーとして備えている。複雑な設定は不要で、各ライブラリーを組み合わせることによって、比較的容易に自社のビジネスに適したAIシステムを開発することが可能としている。

 また、AIを活用したシステム構築の実績や、ReNomの開発コミュニティへの参画から得たノウハウによって、短期間でAIシステムを開発できるとしている。

 導入フェーズでは、CTCの検証センターやユーザーサイトでのPoC(Proof of Concept)、コンサルティング、設計、導入、設定などを実施する。一方、運用フェーズでは、継続的な安定運用を目的とした定着化の支援や保守サポートを提供する。既存システムとの連携やシステム構築を含めて総合的に支援する。

 販売の主なターゲット企業は、情報通信、製造、ライフサイエンス、情報サービスなど、情報を活用したビジネス変革を推進する企業。販売目標は、3年間で50社。CTCが2017年6月に開始した、ユーザーとともに新規ビジネスのアイディア創出から事業化までを担う基盤「CTC Future Factory」においても、ReNomの活用を推進していく。
 

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