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Webコンテンツに含まれるコードを除去してマルウェア感染を防ぐ「Menlo Security Isolation Platform」―テクマトリックス
2017年8月9日(水)IT Leaders編集部
テクマトリックスは2017年8月8日、Webアクセス環境を社内LANから分離することによって無害化するソフトウェア「Menlo Security Isolation Platform(MSIP)」(開発元:米Menlo Security)のオンプレミス版を発売した。Webコンテンツに含まれるコードを除去する仕組み。価格は要問い合わせで、販売目標は2018年3月末までに50組織以上。
「Menlo Security Isolation Platform(MSIP)」は、Webブラウザとインターネットを仲介するセキュリティソフトである。ユーザーがアクセスしているWebコンテンツを、いったんMSIPの仮想環境(コンテナ)上のWebブラウザで実行して描画し、HTMLの画面情報だけをユーザーのWebブラウザに転送する仕組み。
図1:Menlo Security Isolation Platformの概要(出典:テクマトリックス)拡大画像表示
コンテンツ変換では、Webコンテンツに含まれるコードを除去する。JavaやFlashのコンテンツ、JavaScriptを含んだWebページ、マクロを含んだOffice文書ファイルなどからコードを除去し、コードを含まないHTMLページに変換する。
これにより、Webサイトのコンテンツにマルウェアが存在したとしても、コンテナ内でしか活動できないため、社内LANへの侵入を防止できる。Active Directoryのグループごとにポリシー設定が可能である。
自社に設置済みのプロキシやゲートウェイと組み合わせて使える。専用のWebブラウザやソフト、特別なプラグインなどをインストールする必要がなく、ユーザーは従来のWebブラウザをそのまま利用できる。
MSIPには、SaaSとオンプレミス版のソフトウェアがある。テクマトリックスでは、社内のセキュリティポリシー上、クラウドが利用できないユーザーを想定し、オンプレミス版を販売する。
Menlo Security / 無害化 / テクマトリックス / マルウェア対策
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