TISインテックグループのクオリカは2017年9月29日、流通業向けシステムの構築で蓄えたノウハウをベースに、様々な業種で利用可能なシフト作成・勤怠管理強化を可能にする「TimeManagementQUBE」の提供を開始した。法令順守に則した勤怠管理を可能にする。
TimeManagementQUBEは、スマートフォンなどのデバイスを活用し、パートやアルバイトなど従業員の希望シフトを容易に収集できるシフト・勤怠管理システムである。SaaS型のクラウドサービスとして提供する。複数オフィスや店舗などのヘルプ欠員募集機能も備えており、最適な要員配置ができる。
パートやアルバイトなどの従業員は、スマホを使って希望シフトを登録したり参照したりできる。これにより、店舗へわざわざ出勤して予定の伝達やシフト表を見に行く手間を省ける。
マネージャーは、希望シフトを集め、集計する手間が省ける。TimeManagementQUBE上で集まった希望シフトから、日々のシフトを作成できる。
シフトに欠員が出た場合、すみやかに募集が可能。シフトに入れなかった従業員と、欠員発生に悩んでいるマネージャーのマッチングが可能になる。特に、チェーンを展開し、複数の店舗を持っているユーザーについては、他店舗からの応援応募も可能。
本部スタッフによる労務状況のチェックの負担も軽減する。勤怠の打刻実績の違反者チェックだけでなく、シフト作成時にも異常シフトのアラートを出し、問題勤務の発生を未然に防ぐ。
クラウド型で提供するため、月額制で短期間に導入できる。システムの管理など、運用面の負担も軽減できる。導入済みの人事・給与システムとの連携などのように固有の対応が必要なケースにも、個別カスタマイズで柔軟に対応できる。