Arcserve Japanは2017年12月4日、データバックアップソフト「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」をPCサーバーに導入済みとしたアプライアンス製品の新モデル「Arcserve UDP 8200 Appliance」および「Arcserve UDP 8220 Appliance」を発表した。2017年12月18日から受注する。受注から30日程度の納期で順次出荷する。5年メンテナンス付の価格(税別)は、Arcserve UDP 8200 Appliance(12TBモデル)が380万円、Arcserve UDP 8220 Appliance(24TBモデル)が680万円。
Arcserve Japanの「Arcserve UDP 8200」と「同 UDP 8220」は、いずれもデータバックアップソフトのArcserve UDPをプリインストールしたアプライアンス機器である。両社の違いはバックアップ容量で、Arcserve UDP 8200は12TB、Arcserve UDP 8220は24TBである。いずれも、既存モデル「Arcserve UDP 7300」(12TB)と「Arcserve UDP 7320」(24TB)の後継に当たる。24TBを超える容量をバックアップしたい場合は、2台目以降を増設してスケールアウト構成で利用できる。
旧モデル(Arcserve UDP 7300およびArcserve UDP 7320)と比べて、CPU、メモリー、SSD、RAIDコントローラを新世代のものに刷新し、バックアップの書き込み性能や同時ジョブの実行性能を向上させた。OSは、Windows Server 2012 R2 Standard Edition。CPUはXeon E5-2620 v4(2.1GHz、8コア16スレッド)。メモリーは32GB。SAS HDDはRAID5構成(Arcserve UDP 8200は4TB×4、Arcserve UDP 8220は8TB×4)。重複排除用にSSD(Arcserve UDP 8200は240GB、Arcserve UDP 8220は480GB)も積む。
採用しているデータバックアップソフトのArcserve UDPは、イメージバックアップソフトである。OSを含めてシステムイメージを丸ごとブロックレベルでバックアップする。前回のバックアップ時からの差分だけを転送する増分バックアップや、バックアップ対象サーバー側でのデータ重複排除など、バックアップ量とバックアップ時間を短縮する機能に注力している。
ソフトウェアのArcserve UDPとアプライアンスの一番の違いは、ライセンス体系にある。アプライアンスでは、ハードウェア性能に収まる範囲であれば、バックアップ対象サーバーの台数によらず一定の金額で利用できる。これに対してソフトウェア版では、サーバー台数やCPUソケット数に応じてライセンスがかかる。
Arcserve / Arcserve UDP / BCP/DR / イメージバックアップ
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