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DCR、OracleやSQL Serverなど複数のRDBMSから定義情報を出力するツール

2017年12月6日(水)IT Leaders編集部

第一コンピュータリソース(DCR)は2017年12月5日、システム設計ソフト「Verasym System Designer」のユーザーに向いた付加価値ソフトとして、Oracle DatabaseやSQL Serverなど複数のリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)からテーブルやビューなどの定義情報を出力するソフト「Verasym DDExport」の無料提供を開始した。

 第一コンピュータリソース(DCR)の「Verasym System Designer」は、システム設計書などのドキュメント作成機能を中核としたシステム設計支援ソフトである。業務フロー、データモデル、テーブル定義、ビュー設計、画面設計、帳票設計、バッチ設計、ファイル定義、問合せ定義、関数定義など20種の機能を提供する。画面設計、帳票設計、画面遷移図からモックアップを自動生成する機能も提供する。

 今回無料で提供を開始したVerasym DDExportは、稼働中のデータベースサーバに接続し、テーブルやビューの定義情報をテキストファイルに出力するソフトである。テーブルや属性の論理名はコメントから自動的に抽出できるほか、外部ファイルで設定することもできる。

 Verasym DDExportが出力するファイル形式は、システム設計ソフト「Verasym System Designer」にインポート可能なファイル形式になっている。Verasym System Designerを使っているユーザーは、Verasym DDExportを使うことで、既存システムのテーブル定義やビュー定義を容易に再利用できる。

 対応するデータベースは、Oracle 9i R2/10g R1/10g R2/11g R2/12cR2、SQL Server 2005/2008/2008 R2/2012/2014/2016。今後のバージョンアップにおいて、PostgreSQLやMySQL、DB2などのデータベースにも順次対応する予定である。

 システム設計ソフトのVerasym System Designerの価格(税別)は、設計者が利用するクライアントライセンスが15万円。サーバーライセンスが無料。保守料金はライセンス費用の15%(保守契約期間は1年間)。

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