日本ヒューレット・パッカード(HPE)は2018年1月18日、2ソケット型のPCサーバー機で仮想マシン(VM)当たりの価格を従来製品よりも最大50%以上下げた「HPE ProLiant DL385 Gen10サーバー」発表、同日販売を開始した。CPUとして、AMD EPYCシステムオンチップ(SoC)を採用した。価格(税別)は、74万4000円から。
2Uラックマウント型の2ソケットサーバー機である。CPUには、最大32コアのAMD EPYCシステムオンチップを採用した。これにより、最大で計64コアを搭載する(従来モデル比で14%増)。DIMMスロットは32個で、最大4TBのメモリーを搭載する(従来モデル比で33%増)。PCIバスは最大128レーン。
CPUコア、メモリー、I/Oのバランスがとれていることから、仮想マシンの集約用途だけでなく、CPUよりも先にメモリーやI/Oにボトルネックが見られがちなHPCやデータ分析などのワークロードにも適するとしている。浮動小数点演算のベンチマーク値は、SPECrate2017_fp_baseが257、SPECrate2017_fp_peakが270で、2ソケットサーバーでは最も高いという。
セキュリティについては、システム監視用チップ「HPE Integrated Lights-Out(iLO) 5」を搭載している。同チップは、サーバーを構成する個々のハードウェア部品の稼働状況や健康状態を監視し、監視データを専用のフラッシュメモリーに蓄積する。ファームウェアが改ざんされた場合にも、これを検出して復旧できる。
メモリーの全体または一部を暗号化する機能も備える。個々の仮想マシンとサーバー仮想化ソフトは、それぞれ個別の暗号キーを持つ。
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