[新製品・サービス]
Webhookをトリガーに実行、クエステトラがSaaS型ワークフロー新版「Questetra BPM Suite 11.6」
2018年3月12日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
SaaSベンダーのクエステトラ(本社:京都府京都市)は2018年3月12日、クラウド型ワークフロー製品「Questetra BPM Suite」の新バージョン11.6を公開したと発表した。新版では、Webhookを受信したことをトリガーにワークフローを実行できるようになった。
クエステトラの「Questetra BPM Suite」は、SaaS型で提供するワークフローソフトである。Webブラウザから利用できる。ワークフローの標準記法であるBPMN 2.0を用いて、ノンプログラミングでワークフローを作図/定義し、これを実行できる。サンプルとして、日報フロー、稟議フロー、見積承認プロセス、請求書発行プロセスなど、各種のテンプレートを用意している。
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人が介在するワークフローだけでなく、特定の業務処理をシステム側だけで自動で実行できる。特定の時刻に処理を実行できるほか、入力フォームへのデータ入力、特定メールアドレスへの着信、REST APIへのリクエスト受信などをトリガーにワークフロー処理を実行できる。
新版では新たに、Webhook通知の受信をトリガーにワークフロー処理を実行できるようにした。例えば、クラウド型データベース「kintone」や決済サービス「PayPal」からWebhook通知を受信できる。これにより、商品マスター(kintone)への商品追加をきっかけにECサイトへの商品登録フローを開始する、といった自動処理が可能になる。
日割りプランと年間契約プランを用意している。日割りプランの価格(税別)は、1ユーザー当たり月額1200円で、200人超分は1ユーザーあたり600円。年間契約プランの価格(税別)は、1ユーザー当たり月額960円で、200人超分は1ユーザーあたり480円。いずれのプランも、最小契約ユーザー数は20人。