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TREASURE CDP内の顧客データをAIXONで分析、トレジャーデータが連携を発表

2018年3月22日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

トレジャーデータは2018年3月22日、クラウド型のデータ分析サービス「TREASURE CDP」と、台湾Appier(エイピア)のデータ分析ソフト「AIXON」の連携を開始したと発表した。TREASURE CDPで管理している顧客データをAIXONから利用し、AIXON上で予測・分類・分析できるようになる。

 TREASURE CDPは、主にデジタルマーケティング分野に適したクラウド型のデータ分析サービスである。顧客の行動データや属性データを統合して活用できる。例えば、Webサイトや実店舗など複数の販売チャネルにおける顧客の行動ログを収集して分析し、メール配信など外部のマーケティングサービスと連携してマーケティング施策を実行できる。

 見込み客を機械学習でスコア化してコンバージョンを予測する機能も持つ。コンバージョン済みのデータを教師データとして使い、機械学習を実施する。見込み客をスコア化する予測モデルを自動で生成できるため、スコア化のためのルールを手動で設定する必要がない。

 一方のAIXONは、顧客のプロファイルを把握するためのデータ分析ソフトである。CRM(顧客関係管理)データや顧客のオンライン上の行動データを分析することによって、顧客が会員を離脱するかどうかや、7日以内に製品を購入するかどうかなどを予測できる。

 顧客の行動や嗜好を深く理解するため、顧客をセグメント化できる。例えば、顧客がオンライン上で利用したキーワードで顧客を分類し、類似する顧客を発見できる。また、2つの異なるWebサイトにおける行動を比較する機能によって、異なる複数のチャネルを横断的に利用して顧客との関係を構築できる。

 今回、TREASURE CDPとAIXONを連携させた。AIXONで顧客を分析する際に、TREASURE CDP内の顧客データを使えるようにした。AIXONで分析・抽出したデータセットをTREASURE CDPに戻すこともできる。これにより、顧客データベースを整備できる。

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Treasure Data / CDP / Appier / 台湾

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