RPAテクノロジーズとデジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT)は2018年4月6日、業務提携したと発表した。RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「BizRobo!」と、Excel業務の自動化ソフト「xoBot corabo」を連携させた新サービス「デジタルレイバープラットフォームとExcel業務の自動化統合サービス」を、2018年8月から提供する。
「デジタルレイバープラットフォームとExcel業務の自動化統合サービス」は、BizRobo!とxoBot coraboを連携させたサービスである。従来のRPAでは難しかった複雑なExcel業務を自動化できるとしている。
例えば、「Excelシート、CSV、RDBなど様々な種類のデータを抽出して、短時間で正確にデータを集計・分類・比較する」といった処理を、容易く実現できるようになるという。
業務管理基盤も提供する。ID/パスワードごとに権限を管理したWebメニューから業務を推進できる。業務の処理の実行記録も管理できる。
業務提携の背景について両社は、RPAを導入する動きが高まっている一方で、ExcelへのRPAの適用が進んでいないことを挙げる。「RPAで自動化しているのは、Excelの操作のうち簡易なものに限られており、複雑なExcel業務については操作性や処理速度などの点で課題がある」という。