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アプリ開発部品「ComponentOne」がWeb配布ライセンス不要に─グレープシティ

2018年4月11日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

グレープシティは2018年4月11日、Windowsアプリケーションを開発するための機能コンポーネント群「ComponentOne Studio」について、「ComponentOne(コンポーネントワン)」にブランド名を変更すると発表した。新ブランド名は同年5月1日に適用する。5月1日からはさらに、Webアプリケーションを開発した際の配布・実行ライセンスを廃止し、開発ライセンスだけで利用できるようにする。

 グレープシティの「ComponentOne」は、米ComponentOneが開発した開発キット。Visual Studioで利用可能な、業務アプリケーション開発に特化したUIコンポーネントを多数収録している。開発環境に合わせて、Windows Formsエディション、WPFエディション、ASP.NET MVCエディション、ASP.NET Web Formsエディション、UWPエディション、Silverlightエディション、Xamarinエディションなどを用意している。

 ASP.NET MVCエディションやASP.NET Web Formsエディションを利用すると、Webアプリケーションを開発できる。こうして開発したWebアプリケーションをWebサーバーで配布する場合、これまでは開発ライセンスのほかに「コアサーバーライセンス(配布ライセンス)」を別途購入する必要があった。今回、この制度を見直して、配布ライセンスを不要とした。

 ComponentOneの新版「2018J v2」は、2018年7月に出荷する予定。価格(税込み)は、複数の開発環境で利用できる最上位エディション「Enterprise」の初回費用が1ユーザーで年額16万2000円。

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