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JP1監視コンソールでAppDynamicsの性能監視データを一元監視─日立ソリューションズ

2018年4月25日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズは2018年4月25日、Webアプリケーションの性能監視ソフト「AppDynamics」とシステム監視コンソールソフト「JP1/Integrated Management」(JP1/IM)を連携させる製品「イベント通知連携ツール for AppDynamics + JP1/IM」を発表した。Webアプリケーションの性能をJP1/IMで把握できるようになる。2018年4月26日に提供開始する。価格(税別)は、年額150万円から。

図1●イベント通知連携ツール for AppDynamics + JP1/IMの概要(出所:日立ソリューションズ)図1●イベント通知連携ツール for AppDynamics + JP1/IMの概要(出所:日立ソリューションズ)
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 AppDynamicsは、米AppDynamicsが開発した、Webアプリケーションの性能監視ソフトである。Java、.NET、PHPなどのWebアプリケーションサーバーの性能を、これらにインストールしたエージェントを使って監視する。レスポンスが悪いといった性能面の問題について、原因をドリルダウンして調べていける。これに基付いて、ソースを改善するといった措置がとれる。

 一方のJP1/IMは、システムの稼働状況などを監視する統合監視コンソールソフトである。WindowsのイベントログやUNIXのsyslog、業務の実行状況などの通知を収集し、JP1イベントとして一元的に監視できる。SNMPマネージャソフト「JP1/Cm2/Network Node Manager i」を組み合わせることで、SNMPトラップも監視できる。

 今回、JP1/IMでAppDynamicsの性能監視データの通知を受け、これを他のシステム監視情報と合わせて一元的に監視できるようにした。AppDynamicsは、性能の異常を検知した際に、JP1/IMに通知する。これにより、ログインやデータベースへのアクセスなどユーザーの行動単位で、性能の低下や遅延の予兆を察知できるようになる、としている。JP1/IMの監視画面からAppDynamicsの画面を呼び出す連携もできる。

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