マーケティングデータ統合製品を提供しているTealium Japanは2018年5月22日、ジェーシービー(JCB)が同社のクラウドサービスを導入したと発表した。JCBは、MA(マーケティング自動化)一環として、会員Webサービス「MyJCB」上での顧客の行動に合わせてWebコンテンツを管理するシステムを構築した。
ジェーシービー(JCB)が、Webサイトを利用する顧客の行動に合わせてリアルタイムにマーケティング施策を実施する目的で、複数のチャネルに分かれたマーケティングデータをリアルタイムに統合するクラウドサービス「Tealium Universal Data Hub(UDH)」を導入した。
Tealium UDHを使うと、IT部門につどシステム連携を依頼することなく、マーケティング部門のみで最新の顧客データをとりまとめて一元的に管理できるようになる。
Tealium UDHは、3つの要素で構成するサービスである。「Tealium IQ」は、タグを管理する機能と、顧客データをリアルタイムに収集する機能を提供。「Tealium AudienceStream」は、収集した顧客データをマーケティングチャネルに連携させる機能を提供。「Tealium DataAccess」は、統合した顧客データをデータベースに蓄積してマーケティング活動に利用するための機能を提供する。