SAPジャパンは2018年6月25日、中堅・中小企業向けのERP(統合業務)ソフトの新版「SAP Business One 9.3」および「SAP Business One, version for SAP HANA 9.3」を発表、同日提供を開始した。新版では、返品依頼の新機能、プロジェクト管理のガントチャートや管理会計調整用仕訳、GDPR個人データ保護の機能を追加した。
SAP Business Oneは、中堅・中小企業に向けたERPソフトである。財務会計、販売・仕入・購買・在庫管理、顧客管理、営業支援保守サービスなど、中堅・中小企業が必要とする機能群を統合して提供する。ユーザー数は170カ国6万社を超え、日本国内でも堅調にユーザー数を伸ばしているという。
SAP Business One 9.3とSAP Business One, version for SAP HANA 9.3に共通する新機能は4つある。
- 「返品依頼」の伝票を追加した。販売や購買の返品で仕訳を作成する前に、返品依頼の伝票を入力できるようになった。
- プロジェクト管理モジュールにガントチャートを表示する機能を追加した。プロジェクトの進捗を把握しやすくした。
- 管理会計用の仕訳伝票の機能を追加した。原価管理の利便性が高まった。
- システムに保存した個人情報へのアクセスを制限できるようにした。GDPR対策になる。
SAP Business One, version for SAP HANA 9.3ではさらに2つの機能を追加した。1つは分析ポータルで、ExcelレポートをWebブラウザで表示して共有できるようにした。もう1つはコックピット上で定義したダッシュボードをテンプレートとして保存し、ユーザー間で共有できるようにした。
GDPR / 中堅・中小企業 / SAP / ERP / SAP Business One
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