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経費精算クラウド「SAP Concur」のBPOサービス、トランスコスモスが提供

2018年7月23日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

トランスコスモスは2018年7月24日、コンカーが提供する出張・経費管理サービス「SAP Concur」を導入している企業の経費処理に関わるすべての業務を一括で請け負うBPO(ビジネスアウトソーシング)サービスを発表した。BPOサービス自体は以前から提供していたが、これまで表に出しておらず、今回本格的に提供を開始するとしている。

 SAP Concurは、クラウド型の経費精算サービスである。領収書から経費精算書を作成し、上長の承認を受け、経理部門が処理する、という一連の機能を提供する。領収書は、スマートフォンで撮影して添付できる。交通費精算の自動化に注力しており、ICカードリーダーを介してSuicaなどのIC乗車券からデータを抽出して自動登録する機能も備える。

図1:SAP ConcurのBPOサービスの概要(出典:トランスコスモス)図1:SAP ConcurのBPOサービスの概要(出典:トランスコスモス)
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 一方のトランスコスモスは、経理部門やIT部門の運用を支援するBPOサービスを提供している。

 SAP Concurに関するBPOサービスとしては、請求書の処理や消費税の確認といった経理特有の業務や、エンドユーザー向けの導入支援やヘルプデスク、請求書のスキャニングや入力対応、などを提供している。

 SAP ConcurのBPOサービスによって、申請者の作業負担が軽減するほか、承認者や経理部門の負担が軽減し、業務を効率化できるとしている。ユーザー事例では、経理・財務業務の実務工数を80%を解放した例があるという。

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