キヤノンITソリューションズは2018年7月30日、Web会議ソフトの新版「IC3(アイシーキューブ) Ver.11.05」を発表、同日提供を開始した。新たに、1台の端末で最大4台までのカメラ映像を合成して送信できるようにした。これにより、資料やホワイトボードなどの情報を同時に送信できるようになった。
キヤノンITソリューションズの「IC3(アイシーキューブ)」は、Web型で動作する会議システムである。WebブラウザとWebアクセス環境とWebカメラさえあれば、IC3を介してWeb会議ができる。クライアント機能はActiveXコントロールとして実装しており、Internet Explorer 11のほか、Firefox、Chrome、Microsoft EdgeなどのWebブラウザから利用できる。
図1:複数カメラの映像を合成して送信できる(出典:キヤノンITソリューションズ)拡大画像表示
新版では、複数のカメラからの映像を合成する機能を追加した。クライアント端末1台で、最大で4台のカメラ映像を合成できる。会議やセミナー、研修などの場面で、話者だけでなく手元の資料や会場全体の様子などを同時に確認できるようになる。一度に伝える情報量を増やすことで、より対話しやすいコミュニケーション環境を提供する。
提供の背景について同社は、Web会議において、お互いの拠点の様子や反応などをリアルタイムで把握したいというニーズを挙げている。「従来のWeb会議システムでは、1台のクライアント端末に入力できるカメラ入力の数が限られていた。このため、話者以外の映像を見ることができず、一方的な情報伝達の場になってしまうケースがあった」(同社)。
クラウドサービスまたはオンプレミス型のソフトウェアとして導入できる。クラウドサービスの価格(税別)は、10クライアント同時接続で1年間使う場合、初期費用が10万円から、利用料が年額100万円から。
キヤノンITソリューションズ / Web会議システム / テレワーク / 在宅勤務 / ActiveX
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