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Excelで設計したデータ入力画面をWeb化できるシステム、テクノツリーが2018年10月に提供

2018年8月3日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

テクノツリーは2018年8月3日、タブレット端末の電子フォームを使って工場現場などのデータを記録できるようにするシステム製品「XC-INO(エクシーノ)」を発表した。これまで紙で行っていたデータの記録・入力を電子フォームに置き換えることができる。2018年10月から提供する。価格はオープン。

 XC-INO(エクシーノ)は、これまで紙で行っていたデータの記録・入力を、電子フォームに置き換えて記録・入力できるようにするシステム製品である。紙のデータ記録用紙と同等の見栄えの電子フォームを作成し、これをタブレット端末上で実現できる。文字や数値(プルダウン)の入力や写真の埋め込みができる。iOS用のアプリを使うと音声入力もできる。

図1:XC-INO(エクシーノ)の概要。Excel画面をWeb化できる図1:XC-INO(エクシーノ)の概要。Excel画面をWeb化できる
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 電子フォームはWebアプリケーションとして動作する。iPadなどのタブレットやスマートフォン、パソコンなど、Webブラウザが動作する端末から利用できる。電子フォームの画面は、管理者がExcelで設計できる。設計した画面定義ファイルをWebアプリケーションにアップロードすれば、Webの電子フォームを生成できる(図1)。

 サーバー機にWebアプリケーションをインストール/設定済みとしたシステム製品の形で提供する。ユーザーは、サーバー機を社内LANなどに設置して、Webブラウザからサーバーにアクセスするだけで利用できる。

 電子フォームから入力した情報は、実績値としてグラフで閲覧できる。実績データに対して検索をかけることもできる。実績データをCSV(カンマ区切り形式)やExcel形式で出力することもできる。

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