静岡銀行は、人事システムを刷新し、新システムをグループ11社で一斉に稼働させた。人事アプリケーションにはワークスアプリケーションズの「COMPANY」を採用した。導入期間は1年3カ月である。ワークスアプリケーションズが2018年8月29日に発表した。
静岡銀行は、人事システムを刷新した。既存の業務システムの統合と標準化を、人事ソフトの「COMPANY」の標準機能だけで実現した。導入期間は1年3カ月で、グループ11社で一斉に稼働させた。
稼働直後に実施したフレックス制度に対しても、システム改修を行うことなくCOMPANYの設定を変更するだけで対応できたとしている。
導入したCOMPANYシリーズのソフトは、「COMPANY 人事・給与」、「COMPANY Web Service」、「COMPANY 就労・プロジェクト管理」、「COMPANY Talent Management」である。加えてBIソフトの「LaKeel BI」を導入した。
既存の人事システムは、十数年にわたって自社業務の変更や制度/法改定に合わせてカスタマイズを続けてきた。複雑化するとともに、機能要件の変更や追加のたびに、システム改修にかかるコスト負担が発生していた。今回、既存システムの保守期限が到来したことを機に新システムに刷新した。