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渋谷ストリームエクセルホテル東急がデリバリーロボットを導入、客室まで自律型で移動

2018年9月5日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

渋谷ストリームエクセルホテル東急は、2018年9月13日の開業にあわせ、デリバリーサービスロボット「Relay(リレイ)」(米Savioke製)を導入した。顧客が宿泊している部屋まで、タオルなどの荷物を無人で運ぶことができる。

写真1:デリバリーサービスロボットの「Relay」の外観。荷物を運び終えて上部ケースを開いた様子写真1:デリバリーサービスロボットの「Relay」の外観。荷物を運び終えて上部ケースを開いた様子
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 東京急行電鉄は2018年9月5日、9月13日に開業する渋谷駅直結の複合施設「渋谷ストリーム」の概要説明会と内覧会を開いた。内覧会では、各スペースとともに、施設内のホテル「渋谷ストリームエクセルホテル東急」に配置したデリバリーサービスロボットを実演した。

 デリバリーサービスロボットのRelayは、本体上部のケースに入れた荷物を、宿泊客が泊まっている部屋まで、無人で運ぶロボットである。施設4Fのホテルロビーに1台設置してあり、エレベータを使って各部屋まで自動でたどり着く。エレベータは、ネットワークを介して操作する。

 本体上部のケース部に入る任意の荷物を運べる。ケース部は2重底の構造になっており、上げ底を外すことで大きなタオルなども収納できる。開業時には対象外だが、将来はルームサービスの食事なども運べるようにする。

 Relayの導入とシステム構築はマクニカが担当した。保守やメンテナンスも担当する。

渋谷ストリームエクセルホテル東急の概要
名称 渋谷ストリームエクセルホテル東急
所在地 東京都渋谷区渋谷3-21-3
アクセス 東急東横線・田園都市線、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、京王井の頭線、各「渋谷」駅直結
施設構成 4階 ロビーラウンジ、レストラン(約70席)、バー(約30席)
9~13階 ゲストルーム(177室)、シングル・ダブル124室(約20平方メートルから)、ツイン53室(約30平方メートルから)
写真2:Relayを1台、ホテルのロビーに配置している写真2:Relayを1台、ホテルのロビーに配置している
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写真3:ホテルのロビーに配置したRelayの様子写真3:ホテルのロビーに配置したRelayの様子
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写真4:Relayの荷物ケース部。2重底になっており、上げ底を外せばタオルなども収容できる写真4:Relayの荷物ケース部。2重底になっており、上げ底を外せばタオルなども収容できる
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