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関西国際空港、自動掃除ロボットを導入、スタッフ1人で複数エリアを自動掃除可能に

2018年10月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

関西エアポートが運営する関西国際空港は、カナダAvidbotsの自動清掃ロボット「Neo(ネオ)」を導入した。2018年10月15日から運用を開始する。関西国際空港にNeoを導入したマクニカが2018年10月5日に発表した。

 関西国際空港は、2018年10月15日から自動清掃ロボットを現場で実稼働させる。実証実験は2018年1月から実施してきた。ロボットを導入する狙いは、空港の快適性を高めることと、人材の有効活用によってサービス品質を高めること。

写真1:関西国際空港に配備した自動清掃ロボットの様子(出典:マクニカ)写真1:関西国際空港に配備した自動清掃ロボットの様子(出典:マクニカ)
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 今回稼働を始める掃除ロボットのNeoは、広範囲のフロアを自動で清掃できる。清掃スタッフが清掃を実施したいエリアでNeoの自動清掃を開始すれば、人の手で実施する他の清掃業務を行っている間に、フロア清掃が完了する。

 従来、広範囲の清掃を行うには、1人1台の清掃機を操作していたため、多くの人が同時に作業を行う必要があった。Neoの自動清掃では、1人の作業員が複数のNeoの自動清掃を順番にスタートさせるだけで、一気に清掃が行える。

 また、ロボットに掃除作業をさせることで、常に均一な品質で清掃を行える。作業の結果は、作業後のレポートで確認できる。

 マクニカは、関西国際空港に対して、Neoの導入、サポート、保守、メンテナンスサービスを提供する。

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