三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がIBM Cloudの東京データセンターを利用開始した。同データセンターの最初のユーザーとなる。日本IBMが2018年11月7日に発表した。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と日本IBMは2016年から、APIや「IBM Watson」を活用した顧客向けサービスの開発などに共同で取り組んできた。そうした経緯もあって、今回、IBM Cloud東京データセンターの第1号ユーザーとなった。同データセンターを起点に、今後も、ハイブリッドクラウド時代に求められる新たな顧客体験を迅速に開発・展開していく計画だ。
IBM Cloudは、欧州(独国、英国)、アジア太平洋(東京、オーストラリア・シドニー)、北米(米国ワシントンDC、同テキサス州ダラス)の6拠点で順次、アベイラビリティーゾーン(AZ)の導入を進めている。東京は、世界で4番目にAZのサービスを開始した。