ラックは2018年11月15日、クラウド上で稼働するサーバーのセキュリティ監視・運用サービスを行う「Deep Security 監視・運用サービス」の提供を2019年4月に開始すると発表した。トレンドマイクロの総合サーバーセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」に対応し、高度なノウハウを持つ「JSOC」が運用・監視を担うことで、ユーザーのセキュリティ対策強化を支援する。
Trend Micro Deep Securityは、不正プログラム対策、IPS/IDS、ファイアウォール、変更監視、セキュリティログ監視など、サーバーセキュリティに必要な複数の機能を1つの保護モジュールに実装した総合サーバーセキュリティ対策製品である。ホスト型のセキュリティソフトとして動作する。
ラックが運営するセキュリティ監視センター「JSOC」は、これまでクラウド対応のネットワークセキュリティ対策製品や、Webアプリケーションファイアウォール製品へのセキュリティ監視サービスを提供している。ここに「Deep Security 監視・運用サービス」をラインアップすることにより、専門家によるリアルタイム分析が、クラウドのサーバー単位で導入可能になる。
また、重大なセキュリティ事件の発生に備え、サイバー保険がバンドルされた「事故補償パック for JSOC」も提供しており、サイバー保険を適用し、サイバー救急センターによる初動対応や原因調査を実施することも可能だ。
なお、Trend Micro Deep Securityは、オンプレミスおよびクラウド環境に展開されたサーバーのセキュリティ対策を支援するもので、Deep Security 監視・運用サービスはどちらの環境にも対応できる。
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