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みずほ銀行、AIを活用した校閲・校正システムの実証実験を開始

2018年12月7日(金)IT Leaders編集部

みずほ銀行は、AIを活用した校閲・校正支援システムの実証実験を2018年12月に開始する。凸版印刷が開発した、Webや情報誌の編集業務をAIで支援する校閲・校正システムを導入し、みずほ銀行の広告制作物における校閲・校正業務の自動化を検証する。凸版印刷が2018年12月6日に発表した。

 みずほ銀行は今回の実証実験で、制作媒体における校閲・校正業務においてAIを活用して業務の一部を自動化し、校閲・校正業務の精度向上と作業者の業務負荷軽減を図る。凸版印刷が持つ校閲・校正ノウハウとAIを活用する。

 従来は検出できなかった「助詞」や「漢字変換」などの誤りについて、ディープラーニング(深層学習)などのAI技術を活用することで検出を可能にした。標準機能の「正しい日本語チェック」に加えて、ユーザーごとの個別のチェックルールに合わせ柔軟なカスタマイズも可能だ。作業者の校閲・校正業務を幅広くカバーする(図1)。

 みずほ銀行は今回、一部広告制作物を対象に実証実験を実施す。今後は、広告制作物全般の校閲・校正業務へ同システムの適用を拡大させていく。凸版印刷は、同実証実験を通じた効果検証により、同システムの精度向上と汎用サービス化に向けての取り組みを進める。

図1:実証実験で導入するAIを活用した校閲・校正システムのサービスイメージ(出典:凸版印刷)
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