アビームコンサルティングは2019年1月8日、アジア市場向けのRPAクラウドサービス「ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Market」の提供を開始した。国内外企業向けに提供してきた「RPA業務改革サービス」を、アジア市場に進出する日系企業向けにカスタマイズしたものとなっている。
アジアに進出した日系企業の現地法人では、人件費の高騰や業務品質の維持、人材の流動化といった課題に対応するため、RPA(Robotic Process Automation)導入のニーズが高まっている。だが、投資の制約やノウハウの不足により、思うように進んでいないのが現状だ。「ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Market」は、このような課題をRPAツールをクラウドサービスとして提供することで解決する。
アビームコンサルティングは、対象業務の特定から基本計画の策定、RPAツールの導入、ロボット開発、運用統制ルールの策定、技術者育成など企業のRPA活用を支援するコンサルティングサービス「RPA業務改革支援サービス」(図1)を、主に国内企業向けに提供してきた。同サービスで採用されたRPAテクノロジーズの「BizRobo!」は、アビームコンサルティングが手がけた国内での導入実績が豊富で、2018年6月からはクラウドサービスも開始している。
図1:RPA業務改革支援サービスの概要(出典:アビームコンサルティング)拡大画像表示
ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Marketは、業種・業界ごとのテンプレートや業務アプリケーションをさまざまなクラウド事業者のクラウド基盤から提供するABeam Cloudからのサービスの一環として、BizRobo!を使ったRPA業務改革支援サービスを提供する。対象はシンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムといったASEAN諸国の日系企業の現地法人で、価格は月額30万円程度としている。
アビームコンサルティング / BizRobo! / アジア / RPAテクノロジーズ
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