セールスフォース・ドットコムは2019年1月22日、「Analytics Cloud」として提供されていたBIサービスを同社のクラウドポートフォリオの1つとして組み込み、Einstein AIと統合した「Einstein Analytics Plus」として提供すると発表した。
セールスフォース・ドットコムの「Einstein Analytics Plus」は、これまでAnalytics Cloudとして単体提供してきたセールスフォースのクラウドポートフォリオであるカスタマーサクセスプラットフォームに組み込み、BI機能、Einstein AI、データ探索ツールを統合したかたちで提供する。
写真1:マーケティング本部プロダクトマーケティング シニアマネージャーの大森浩生氏同社マーケティング本部プロダクトマーケティング シニアマネージャーの大森浩生氏(写真1)は、Einstein Analytics Plusの構成を次のように説明した。
データコーディング不要のEinstein AI、BI機能のAnalytics Cloud、ダッシュボードを開発するデータ探索ツールのウェイブ・アナリティクスを統合したのEinstein Analytics Plus。Customerサクセスプラットフォームに組み込まれたことで、Sales CloudやMarketing Cloudなど、セールスフォースのユーザーが日常的に使うビジネスアプリケーションが、よりインテリジェンスになる」
写真2:アインシュタイン・アナリティクス・プラスの統合された画面(提供:セールスフォース・ドットコム)例えば、Sales Cloudを利用している営業担当者が顧客データなどのレポートを作成した際に、Einsteinにより膨大なデータの中から重要なパターンを割り出し、インサイトを提示する、といったことが可能になる。あるいは、大量の顧客データをレポートとしてまとめたものに対して、Einsteinが重要なパターンなどを割り出し、インサイトとして提示することも可能だ。
AIやBIのデータソースとしては、クラウド上のものだけでなく既存の業務システム、オンプレミスのシステムからのデータも対象となる。セールスフォースによると、毎月分析しているデータの行数は5.8兆、このうち1兆は同社以外のデータだという。
2016年に買収したMuleSoft(ミュールソフト)は、多様なシステムとのデータ同期を可能にするESB(Enterprise Service Bus)ベンダーである。買収後セールスフォースは、MuleSoftの機能をカスタマーサクセスプラットフォーム上のIntegration Cloudに統合しており、Einstein Analytics Plusでは、このIntegration Cloudにより、さまざまなソースからのデータを分析できるようになった。
各種データソースから集めたデータに関しては、AIにより欠損値の予測、クリーニング、結合といった前処理を行い、精度を高める。また、セールス、サービス、利用率、ボット、キャンペーン、金融サービスなど50種類以上の分析テンプレートが用意されており、すぐに利用できる。
MuleSoft / BI / API連携 / Salesforce
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