輸出入・通関業務ソフトベンダーのバイナルは2019年2月25日、SAPジャパンからPaaS基盤「SAP Cloud Platform」のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受け、バイナルの国際物流システムである「TOSSシリーズ」の一製品として販売すると発表した。販売目標として、2年間で50社300億円を掲げている。
物流現場の人手不足や国際会計基準への対応などの理由から、ERP(統合基幹業務システム)と国際物流システムのデータを連携させる需要が高まっている。これに対して従来は、システム案件ごとにデータ連携プログラムを開発していた。
バイナルでは、ERPと国際物流システムのデータを連携させる仕組みとして、SAP Cloud PlatformをTOSSシリーズの一部として取り扱うことにした(写真1)。データ連携機能をWebサービスとしてユーザー企業に提供する。
ユーザー企業は、バイナルが提供するデータ連携のWebサービスを使うことで、連携プログラムを標準化できる。TOSSシリーズ(国際物流システム)と、ユーザー企業が使っている各種ERPとの連携を、低コストかつ短期間で実現できる。
輸出入者や通関業者、倉庫業者、保険会社、銀行など、多くの取引先間での情報処理にも貢献するとしている。
写真1:SAPジャパン代表取締役社長の福田譲氏と、バイナル代表取締役の岡本治彦氏による調印式の様子(出典:バイナル) - 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
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