[調査・レポート]
ITプロジェクトの成功に必須の「7つの行動特性」─元JTBのシステム責任者が大学院での研究成果を公開
要職を辞めてITを体系的に学び直した野々垣典男氏、“ありえない決断”から得たものとは?
2019年3月15日(金)田口 潤(IT Leaders編集部)
50代半ばでの早期退職は今どき、普通のことだろう。しかし情報システム子会社の社長と本社の執行役員を兼務し、かつ何らかの問題が生じたわけでもないのに退職するのはどうか? しかも本人や家族の事情、例えば介護のような止むをえない理由ではなく、「大学院に進学してシステムを体系的に学び直したい」という動機だったとしたら? そんな、ありえない行動をとった人物が、このほど大学院における2年間の研究成果をまとめた。テーマは「どのような発注者が大規模ITプロジェクトを成功させるのか」である。
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