ジャストシステムは2019年3月18日、業務部門のだれもが簡単に使えることを追求した現場向けBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアの新版「Actionista! 5.0」を発表した。同年4月25日から提供する。新版では、より分かりやすいレポートを作成するための機能を強化したほか、レポートを自動配信する機能を搭載した。価格(税別)は基本モデルの「Basic Edition」で820万円から。
ジャストシステムの「Actionista!」(画面1)は、業務の現場向けにデータ分析の専門スキルがなくても使えるようにしたBIソフトウェアである。分析軸(店舗名など)や値(売上金額など)のパーツをドラッグ&ドロップするだけで、分析画面となる集計表やチャートを作成できる。よく利用する分析作業については、集計表やチャートを貼り付けたダッシュボードを作成できる。
画面1:Actionista!の画面(出典:ジャストシステム)拡大画像表示
Windows Server上で動作するWebアプリケーションで、Webブラウザから利用できる。カラム指向のインメモリー型データベースを実装し、集計するデータをすべてメモリー上に展開して高速に処理できる。
データベースサーバーやCSVファイルなどからデータを取り込む設定や、これを変換/加工する設定、分析用の多次元キューブの定義までを、SQLなどの知識を使うことなく、Web画面のGUIだけで設定できる。
新版では、レポート機能を強化した。より伝わるレポートを作成するための機能を強化。ダッシュボードやアクションレポートで、リッチテキストを使えるようにした。
さらに、アクションレポートにおいて、手書きの情報や図形を配置可能ににした。伝えたい箇所の強調や、コメントの書き込みが行え、伝えたいポイントをより正確に伝えられるようになった。
見たままのレイアウトでレポートを出力できるようになった。ダッシュボードやアクションレポートに「ページレイアウト」機能を追加して、用紙サイズや向きを簡単に設定できる。Webブラウザの印刷設定に関わらず、ダッシュボードやアクションレポートを作成した通りのレイアウトでPDFファイルに変換したり紙に印刷したりできる。
レポートの自動生成機能が加わった。ダッシュボードの情報をPDFファイルにして定期的に自動配信する。これにより、外出先からでも最新の情報を確認できる。アクションレポートの自動配信機能では、各営業拠点に月次でアクションレポートを自動配信し、コメントなどを記入したうえで提出してもらう、といった使い方ができる。
このほか、売上予測などのシミュレーション機能が加わった。過去データの傾向や季節性を基に将来の売上やコストを予測できる。シミュレーション結果は、グラフと集計表の形式で表示する。関数の入力や分析期間の設定といった面倒な作業の必要なく、「将来予測設定」のボタン1つでシミュレーションが行える。
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