ネットワンシステムズは2019年3月26日、サブスクリプションサービスの拡大に向けて、新会社「ネットワンネクスト株式会社」を設立したと発表した。2019年4月1日から営業を開始する。新会社の目標売上は、2021年度に50億円。
ネットワンシステムズは2017年から、IT基盤をサブスクリプション型で提供するサービスを提供している。働き方改革やセキュリティ強化などの要望に合わせて製品・サービスを組み合わせ、これをサブスクリプション型で提供している。
今回、サブスクリプションサービスの付加価値を高めるため、新会社のネットワンネクストを設立した(図1、記事末の表1)。主な事業は、「再生品の取り扱い」と「メーカー保守期間に依存しない独自の保守サービス」である。
図1:新会社「ネットワンネクスト」のロゴ(出典:ネットワンシステムズ)
新会社が取り扱うハードウェアは、ネットワンシステムズが取り扱うマルチベンダーのIT基盤製品である。ユーザー環境で不要になった製品も一部引き取り、独自の品質管理基準で検査した上で再生品として活用する。ユーザー環境での性能検証用途や教育研修用途など、一時的に機器が必要になった場合のレンタルサービスも提供する。
独自の保守サービスは、ネットワンシステムズの品質管理施設や全国の保守サービス拠点を活用する。これにより、障害時に迅速に対応できるほか、保守部材の品質を担保して再生品を安心して活用できるとしている。
名称 | ネットワンネクスト株式会社(英文表記:Net One Next Co., Ltd.) |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー |
代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 福本 英雄 |
主な事業内容 | IT機器の仕入・販売・レンタル、および、設置・導入・保守業務 |
資本金 | 1億円 |
設立年月日 | 2019年1月4日 |
出資比率 | ネットワンシステムズ株式会社 100% |
決算期 | 3月31日 |
Webサイト | https://www.netone-next.co.jp/ |