富士通は2019年5月14日、ユーザー企業の目的志向型ビジネスの実現を支援するプロセスとフレームワーク「Design the Trusted Future by Data×AI」を発表した。富士通のSIサービスに対してグローバルに2019年7月から順次適用していく。
データやAI、様々な技術を手段として捉え、目的達成に向けたプロセスと合わせて、システム構築に適用可能なサービス、製品、先端技術をフレームワークとして提供する(図1)。
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富士通がユーザー企業と取り組んできた2000件のデータ活用およびAI商談から得たノウハウと、社会システムやユーザー企業の業種・業務システムを構築してきた経験をもとに策定した。
プロセスは、4つのフェーズで構成する。(1)目的志向設定(目的と課題の明確化、実現手段の仮説設計)、(2)データ準備(データの収集、流通、蓄積)、(3)データ利活用(データの精製、分析、効果測定)、(4)業務実行(業務への適用、定着化)、である。
販売目標として、今後5年間で、Design the Trusted Future by Data×AIの全プロセスを適用したプロジェクト数100件、個別サービス、製品、先端技術の提供件数3000件を目指す。
●Information
「富士通フォーラム2019」開催決定、今年のテーマは
「Human Centric Innovation : Driving a Trusted Future」
2019年5月17日(金)/東京国際フォーラム(有楽町)/イベント公式サイト
富士通フォーラムとは──
デジタル時代の信頼を実現する最先端のテクノロジーと、デジタル技術を活用し業種・業務を超えた共創の取り組みを幅広く紹介する富士通の年次イベント。
主なプログラム──
44のセミナー、3つのフロントラインセッション(国内外の先進事例など)、13のカンファレンス(各分野のエキスパート解説など)、28のビジネスセッション+ハンズオン/ワークショップ(顧客事例/ユースケースなど)、約100種の展示