KPMGコンサルティングは2019年5月30日、KPMG独自のリスク管理フレームワークやマトリクスを活用し、企業でのAI導入および運用におけるリスクの把握と管理を支援する「AIリスクマネジメントサービス」の提供を開始したと発表した。
KPMGコンサルティングは、AIの導入・運用により期待される効果を確実にするためのフレームワーク「AI In Control」と、リスクレベルを定義する「AIリスクコントロールマトリクス(AI RCM)」を開発した(図1)。これらを活用することで、企業のニーズやAI導入状況を踏まえた効率的なAIガバナンスとリスクマネジメントの設計・構築、リスク管理の継続的な実行が可能となる。
図1:AIリスク管理フレームワーク“AI In Control”の概要(出典:KPMGコンサルティング)拡大画像表示
AI In Controlは、AIにかかるリスク対策やリスク管理に対応するため、「計画」、「構築」、「実行」のAI導入フェーズ全体をカバーする、KPMG独自のグローバル共通フレームワークである。このフレームワークでは、AI導入の進め方をはじめ、AIに求められる要素、AIの利活用時に考慮すべき観点などを整理する。
AI RCMは、AIのリスクコントロール領域を分割し、それぞれの領域に対してのリスクレベルの定義、リスクに対応したコントロールを整理している。AI RCMはAI活用に関するリスクを管理するための網羅的かつ総合的なアプローチとして、安全な開発利用とコンプライアンスへの指針の提供を可能にする。
具体的には、17のカテゴリーに分類し、75のリスクと106の代表的なコントロールをAI RCMとして定義している。代表的なカテゴリーは以下の通り。
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