NTTレゾナントは2019年6月10日、スマートフォンアプリやスマートフォン用Webサイトをクラウド上で検証できる開発者支援サービス「Remote TestKit」を強化したと発表した。検証できるスマートフォン環境を増やし、新たにAndroidの次期バージョン「Android Q」搭載端末を使えるようにした。
NTTレゾナントのRemote TestKitは、スマートフォンアプリやスマートフォン用Webサイトをクラウド上で検証できる開発者支援サービスである(画面1)。データセンター側に検証用のスマートフォンおよびタブレット端末の実機を約700機種用意しており、これをクラウドサービスとしてリモートから利用できる。
画面1:Remote TestKitの画面(出典:NTTレゾナント)拡大画像表示
スマートフォン・タブレット端末の実機を購入しなくても、クラウドサービスの形で検証用の端末環境を利用できる。開発中のアプリケーションの動作検証や、スマートフォン向けWebサイトの動作検証などに利用できる。さらに、複数の端末を使ってテストシナリオを自動で実施する機能なども提供する。
画面2:Android Q搭載機を使えるようにした(出典:NTTレゾナント)拡大画像表示
今回、検証用のスマートフォン環境を増やし、新たにAndroid OSの次期バージョン「Android Q」(Android 10)の搭載端末を使えるようにした(画面2)。Android Qは、2019年夏以降に配信が予定されている。提供機種は「Google Pixel 3」および「Google Pixel 3XL」で、OSのバージョンはAndroid Q Beta 3。
Android Qでは、プライバシー保護に力点を置いている。例えば、クリップボードの情報をバックグラウンドで読み込めなくなるようになるほか、GPSを用いた端末位置情報へのアクセスについて、常に許可、アプリ使用中のみ許可、許可しない、のように詳細にアクセス権限を管理できるようになる。
Remote TestKitは、同時に起動できるスマートフォンの台数の違いに応じて4つのプランを用意した。価格(税別)は、同時利用1端末の「FLAT 1」が月額5万円、同時利用2端末の「FLAT 2」が月額8万円、同時利用3端末の「FLAT 3」が月額12万5000円、同時利用5端末の「FLAT 5」が月額20万円。いずれも、クレジットカード払いのほか、請求書払いを選択できる。
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