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NTTコムウェア、コンテナ基盤を利用した本番環境向けクラウド「SmartCloud Duo」を提供

2019年6月10日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTコムウェアは2019年6月10日、コンテナ基盤であるRed Hat OpenShiftを利用した本番環境向けのクラウドサービス「SmartCloud Duo」を発表した。同日付けで提供を開始した。Webポータルに対して必要最小限の情報を入力するだけで、Red Hat OpenShift環境を自動で構築できる。販売目標は、2021年度までに20億円。

 NTTコムウェアは、2017年11月からコンテナベースの統合開発環境を提供するクラウドサービス「DevaaS 2.0」を提供している。オープンソースの統合開発環境(IDE)「Eclipse Che」などを利用してアプリケーションを開発できる。

図1:「SmartCloud Duo」のサービスイメージ(出典:NTTコムウェア)図1:「SmartCloud Duo」のサービスイメージ(出典:NTTコムウェア)
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 今回、開発環境のDevaaS 2.0とシームレスに連携できる本番環境向けのクラウドサービスとして、SmartCloud Duoを用意した(図1)。開発環境から商用環境までをカバーしたDevOps環境を実現できるとしている。

 SmartCloud Duoは、本番環境用のクラウドサービスである。コンテナのミドルウェアとしてRed Hat OpenShiftを採用した。Webポータルから必要最小限の情報を入力するだけで、コンテナレジストリをはじめロードバランサやDNSといった周辺環境を含めてコンテナベースでシステムを配備できる。

 開発したアプリケーションは、即時にインターネットへと公開できる。Webポータル上の簡単な操作で、仮想サーバーをインターネットに接続し、商用サービス環境として公開できる。開発者や運用者は、SSL-VPNを使って、開発環境や商用環境にアクセスできる。

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NTTコムウェア / Red Hat / OpenShift / コンテナ

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