オプティムは2019年7月12日、マルチプラットフォーム対応のクライアントデバイス管理/MDM(モバイル端末管理)ソフトウェア「Optimal Biz」の新版「ver.9.7.0」を提供開始した。新版では、アップロードされているクライアント証明書を一括削除する機能などを追加した。
オプティムの「Optimal Biz」は、PC(Windows、macOS)やスマートデバイス(Android、iOS)で動作するクライアントデバイス管理/MDM(モバイルデバイス管理)ソフトウェアである(関連記事:「会社支給のSIMしか使えないノートPC」を実現、オプティムがモバイルデバイス管理に新版)。
デバイス管理の一般的な機能を網羅する。インベントリ管理(インストールアプリを把握)、指定したアプリケーションの利用制限、Webサイトの接続制限、ウイルス対策、VPN接続、端末紛失時のリモートロック/消去などである。
新版のver.9.7.0では、デバイスにインストールするソフトウェアと管理サイトをともに強化した。デバイスにインストールするソフトウェアのWindows版においては、リモート消去の手段を増やし、BitLocker方式とデータ削除方式に加えてPC初期化方式を追加した。
Android版においては、スクリーンロック画面表示時に利用可能な各種機能を制限できるようにした。制限可能な機能は、カメラ機能、端末内のアプリケーションが表示する通知、スマートロック機能によるスクリーンロックの解除、指紋認証によるスクリーンロックの解除、である。
管理サイトも強化した。認証を受けるクライアントがアップロードして登録したクライアント証明書を一括で削除する機能を追加した。