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アシスト、JP1イベントの傾向をレポート化、イベント通知量や管理工数の増加を解消

2019年7月19日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アシストは2019年7月19日、システム統合監視ソフトウェア「JP1/Integrated Management」(JP1/IM)のユーザーに向けたサービスで、JP1イベントの発生傾向や種別を可視化・評価する「JP1イベント管理適用度アセスメントサービス」を発表した。同日付けで提供を開始した。最大で3カ月分のイベントデータをレポート化し、約2~3週間で提出する。価格(税別)は、20万円。販売目標は、2019年末までに30社。

 日立製作所の「JP1/Integrated Management(JP1/IM)」は、システムの稼働状況などを監視する統合監視コンソールソフトウェアである。WindowsのイベントログやUNIXのsyslog、業務の実行状況などの通知を収集し、JP1イベントとして一元的に監視する。別途SNMPマネージャソフトを組み合わせることで、SNMPトラップも監視する(関連記事日立の運用管理ソフト新版「JP1 Version 12」、クライアント用ジョブ管理でRPAを含めて自動化)。

図1:JP1イベント管理適用度アセスメントサービスで得られるレポートのサンプル(出典:アシスト)図1:JP1イベント管理適用度アセスメントサービスで得られるレポートのサンプル(出典:アシスト)
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 今回アシストが提供する「JP1イベント管理適用度アセスメントサービス」は、JP1イベントのデータを基に、JP1イベントの発生傾向などをレポート化するサービスである(図1)。サーバー別やカテゴリ別のイベント集計、月間でのイベントの傾向などが分かる。この上でさらに、取得したイベントの分析と評価や、イベント情報の最適化に向けた具体的なアドバイスを提供する。

 背景について同社は、システムやアプリケーションの大規模化・複雑化によって監視対象システムが増え、管理すべきイベント数が増加していることを挙げる。「イベント通知の管理負荷が増えているほか、通知量の増加によって重要なイベントを見落とすケースが増えている」(同社)。

 ITシステムの安定稼働に向けて障害を未然に防ぐためには、フィルター設定によって「対処すべきイベント」を的確に抽出し、発生したイベントに対して迅速に対応しなければならない。今回のサービスで、イベント監視業務を改善できる。イベント通知量の増加や管理工数の増加という問題を解消する。

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