[新製品・サービス]

請求書PDFをクラウドAI-OCRで会計データ化するサービス、オートメーションラボが提供

2019年9月30日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オートメーションラボは2019年9月30日、企業の請求書処理業務を自動化するクラウド型OCR(光学文字認識)サービス「sweeep」を強化したと発表した。同日付で、複数ページのPDFファイルをまとめて読み取った結果を1ファイルに保存できるようにした。価格(税別)は、月額10万円(月間1000枚まで)から。

 sweeepは、請求書の処理を自動化するクラウド型のOCRサービスである。アップロードした請求書を100枚あたり3分で処理できるとしている。AI技術によって、帳票を定義する必要がなく、レイアウトが異なる各種の帳票を読み取れる。また、社内承認や会計システムへのデータ入力などもワンストップで完結できる。

図1:請求書のアップロード画面(出典:オートメーションラボ)図1:請求書のアップロード画面(出典:オートメーションラボ)
拡大画像表示

 今回の機能強化では、複数ページにわたるPDFの請求書データを、PDFファイル単位で読み取れるようになった(図1)。これにより、請求書に付随する内訳明細書などのデータをまとめて保管できるようになった。

 これに対して従来は、PDFファイルを構成する個々のページを分割し、ページごとに個別に読み取る方法しか選べなかった。今後は、アップロードする請求書ごとにページ単位で読み取るかファイル単位で読み取るかを指定できる。

 価格(税別)は、以下の通り。「BASIC」プランは、初期費用30万円。利用料金は月間1000枚まで月額10万円の定額で、月間1000枚を超える分については100枚あたり1万円。上限は月間2000枚まで。「PREMIUM」プランは、月間の処理枚数に制限がない。料金は個別見積もり。「TRIAL」プランは、月間1000枚まで1カ月試用できるプランであり、料金は一括30万円。

関連記事

トピックス

[Sponsored]

請求書PDFをクラウドAI-OCRで会計データ化するサービス、オートメーションラボが提供オートメーションラボは2019年9月30日、企業の請求書処理業務を自動化するクラウド型OCR(光学文字認識)サービス「sweeep」を強化したと発表した。同日付で、複数ページのPDFファイルをまとめて読み取った結果を1ファイルに保存できるようにした。価格(税別)は、月額10万円(月間1000枚まで)から。

PAGE TOP