多種多様の企業システムを運用する環境で欠かせない仕組みの1つがID管理である。だれが、どこにアクセスできるかを適切にコントロールすることで、セキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスの維持が図られる。だが昨今、オンプレミス、クラウド、モバイルなどが混在し、企業システムの複雑化は極まる一方。ID管理の作業もより煩雑となり、管理者にとって大きな負担となっている。セイコーソリューションズのグループ会社アイ・アイ・エム(IIM)が2019年7月から販売開始した「IdentityIQ」は、煩雑なID管理を自動化するソリューションだという。管理者にとって朗報となるのか、開発元の米SailPoint TechnologiesのCEO、マーク・マクレイン(Mark McClain)氏とアジア太平洋地域担当副社長のテリー・バージェス(Terry Burgess)氏に、ID管理の現状と製品の特徴を聞いた。
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