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西友、AIを活用した需要予測/自動発注システムを全国店舗に導入、日立のシステムを採用

2019年10月9日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

大手スーパーマーケットチェーンの西友は2019年10月9日、AI(人工知能)が需要を予測した上で商品を自動で発注するシステムを全国の店舗に導入すると発表した。2019年10月から導入を開始する。需要予測の仕組みとして、日立製作所の「Hitachi Digital Solution for Retail/AI需要予測型自動発注サービス」を利用する。

 大手スーパーマーケットチェーンの西友は、AIが需要を予測して商品を自動で発注するシステムを全国の店舗に導入する。需要予測/自動発注の対象となる商品は、西友が販売する弁当・惣菜売場の商品のうち、西友の自社工場で製造した商品をはじめとする約250アイテムである。

 同社ではこれまで、経験豊富な担当者が過去の販売実績などを基に商品ごとに発注を行っていた。新たに導入するシステムでは、AIが店舗・商品ごとに需要を予測し、その結果を基に発注量を決定。そのうえで発注作業を自動化する。

 システムを西友と日立製作所が共同で運用する。担当者がこれまで行っていた発注業務をAIに任せることによって、店内厨房での加工業務や接客などの店舗オペレーションに一層注力できるようになる。また、欠品や食品廃棄ロスを削減する効果があるとしている(図1)。

図1:西友の店舗に導入する、AIによる需要予測に基づく自動発注システムのイメージ(出典:西友、日立製作所)図1:西友の店舗に導入する、AIによる需要予測に基づく自動発注システムのイメージ(出典:西友、日立製作所)
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 新システムでは、西友が店舗の弁当・惣菜売場における過去および発注日の各種データ(商品ごとの在庫・発注・販売・廃棄量、気象、曜日・季節変動、販促イベントなど)を日立に提供する。

 日立は、西友から受け取ったデータを、「Hitachi Digital Solution for Retail/AI需要予測型自動発注サービス」のAI技術を用いて分析。これにより、店舗別・アイテム別の推奨発注量を自動で算出して西友に提供する。その間日立は、実績値と予測値を比較して自動補正を行い、需要予測精度の向上を図る。

 西友と日立は、2018年にAIを活用した発注業務の効率化に向けた協創を開始した。2019年3月から1カ月間にわたって、西友の3店舗の弁当・惣菜売場の19品目を対象に「Hitachi Digital Solution for Retail/AI 需要予測型自動発注サービス」を用いた共同実証実験を実施している。

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