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顧客とスタッフの声を別々に録音して音声認識、アドバンスト・メディアがマイク集約機器を販売

2019年10月15日(火)IT Leaders編集部

アドバンスト・メディアは2019年10月11日、対面販売において顧客とスタッフの声を別々に録音し、音声認識に適した録音データを生成できる機器として、マイク集約デバイス「AmiVoice Front HUB01」を発表した。価格(税別)は4万円で、音声認識ソフトは別途購入が必要。

 AmiVoice Front HUB01は、2chステレオ録音が可能なマイク集約デバイスである(写真1)。対面での会話を分離して集音できるので、窓口業務などで顧客とスタッフの声を別々に録音し、音声認識に適した明瞭な音声を収集することが可能である。モノラル録音とステレオ録音の切り替えもできる。なお、2ch録音は、USB接続かiOS Lightning(要変換ケーブル)のみ対応する。

写真1:マイク集約デバイス「AmiVoice Front HUB01」と、超指向性小型スタンドマイクの外観写真1:マイク集約デバイス「AmiVoice Front HUB01」と、超指向性小型スタンドマイクの外観
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 超指向性小型スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」など、アドバンスト・メディアが販売しているマイクデバイスと併用することで、対面販売や会議など、様々なシーンで2chステレオ録音ができる。カスケード接続で最大16台のマイクデバイスを接続できるので、会議の録音にも利用できる。R側とL側にそれぞれ感度調整機能がついており、会議中や騒音環境下など、利用シーンに合わせてマイクデバイスの感度調整ができる。

 AmiVoice Front HUB01の活用例は、以下の通り。

対面販売
顧客対応の記録・見える化のほか、契約手続きの証跡記録やコンプライアンス対策、報告業務効率化、サービス品質向上に活用できる
対面診療
医師と患者の双方向のコミュニケーションに活用できる(メチルアルコール・次亜塩素酸ナトリウム(1.2%)で消毒が可能)
対面翻訳
外国人とのコミュニケーションに活用できる
インタビュー
インタビュー音声の録音に活用できる
議事録
会議での発言を記録し、議事録作成時間の削減に活用できる
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