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IIJ、Microsoft Azure Peering Serviceを利用したAzureへの閉域網接続サービス

2019年11月6日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年11月6日、米Microsoftの「Microsoft Azure Peering Service」を使ってAzureに直接接続できるようにするサービス「IIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Service」を発表した。2019年12月上旬から提供する。価格(税別)は、1契約あたり月額12万円から。

 IIJはこれまで、Azureへの閉域網接続サービス「ExpressRoute」を利用した接続サービス「IIJクラウドエクスチェンジサービスfor Microsoft」を提供してきた。今回、ExpressRouteと同様の閉域網接続を、業種、用途に関わらず全ユーザーが利用できるサービスとして、IIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceを用意した(図1)。

図1:IIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceの概要(出典:インターネットイニシアティブ)図1:IIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceの概要(出典:インターネットイニシアティブ)
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 ユーザーのネットワークからOffice 365をはじめとするMicrosoftクラウドサービスまでの接続を、IIJのサービスとして提供する。提供帯域として、50Mビット/秒や100Mビット/秒といった狭帯域のメニューも用意する。小規模・低コストでの利用ができる。オプションでファイアウォールも利用できる。ファイアウォールはクラウド側に設置し、マネージドサービスとして提供する。

 Office 365を快適に使うためのサービス群と組み合わて利用することもできる。例えば、「IIJクラウドプロキシサービス」を使うと、Office 365のあて先情報を自動で更新してくれるため、URL変更などの運用が不要になる。「IIJフレックスモビリティサービス」を使うと、リモートアクセス環境でもMicrosoft Teamsでのビデオ会議や音声会議を低遅延で利用できるという。

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